◆家族介護を抱え込まないためにプロに依頼する
◆家族介護を抱え込まないためにプロに依頼する
シニアの自己実現をサポートする
終活コンシェルジュの加納健児です。
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納健児が
シニアの自己実現をサポートするために
終活、認知症、介護に関する内容を
日刊『快護ライフ』としてお届けします
気軽にお読みください。
1、昨日の加納健児
花展の準備のために、午前中は花の買物を
して、午後からはいけ花教室の手伝いを
しました。
普段のお稽古とは違い、年に2回の発表会
の作品をつくるので、舞台栄えする大きな
となります。
夕方までに生徒さんの分を搬入してから
夜にかけて自分の作品を完成させました。
終了したのは19時、なんとか4人分の
作品を展示し終えてほっとしました。
添付した作品は、私のものです。
2、家族介護を抱え込まないためにプロに依頼する
昨日の一番のお稽古は80代の奥様2名
でした。
自分のお稽古を終えてからお茶タイムに
なるのですが、一人の方がご主人の介護に
ついて悩み相談をされました。
パーキンソン病のため、歩行が不安定と
なり何度も自宅で転倒され困っている
ご様子でした。
それにもかかわらず外に出たがり立ち上がる
ため、側にいても転んでしまい
いつも目が離せないとのこと。
デイサービスに週3回通っていることで
息抜きができるのよ。
ショートステイというお泊りを月に3日間
しているけど、もう少し増やせないかしら。
施設の方も大変だと思うから迷惑でないのか
断れたらどうしよう
と心配ごとを話されました。
私からの返事は
介護で困っているかたのための介護サービス
なので、ご主人の介護が大変だからといって
遠慮することはありません。
家庭での介護は24時間気が抜けなくて大変です。
大変だから介護できないということはないので
○○さんに負担がかかるようであれば
デイサービスを増やすなり、ショートステイを
増やすことは可能です。
まずは今のお気持ちをケアマネジャーさんに
相談をしてください。
と伝えました。
認知症の症状があり動いて転倒リスクのある方
の介護は、目が離せないため自宅での介護を
するとなると大変なことです。
よくがんばっていますね。
でも無理しなくて、上手に介護サービスを利用
しながら在宅介護生活を続けてくださいと
アドバイスをしました。
頼んでもいいんだね
と少し安堵された表情をされ私もほっとしました。
自宅で介護が大変だから、外に頼んでも迷惑を
かけているのではという遠慮をされるかたは
真面目に介護をされている方です。
介護は長期戦。終わりがみえないマラソンなので
気負って走りすぎず、上手にサービスを利用する
ことが、長く家族関係を良好にするためには
必要です。
全てを犠牲にして家族の介護をすると
燃え尽きて介護する人が先にダウンをして
しまうことがあります。
またこのかたのように、月に数回でもいいので
趣味の時間をつくり、気分転換をすることも
大切ですね。
3、編集後記
無事に花展もおわり片付けをおえて帰宅
しました。
これからは近所のスーパー銭湯にいって
私も気分転換をしてきます