◆選挙で社会参加する喜び
■日刊「快護ライフ」
加納健児オフィシャルサイト
http://kanoken.biz/
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■1、今日の加納健児
■2、選挙で社会参加する喜び
■3、編集後記
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こんにちは。
加納健児です。
本メールマガジンは、
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が
日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を
わかりやすくまとめ
日刊『快護ライフ』としてお届け
しています。
気軽にお読みください。
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1、今日の加納健児
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参院議員の選挙日で、
投票所である
近くの小学校まで
行きました。
普段は入ることも
ない小学校には
行列ができるほど
並んでいました。
今回からは選挙権が
引き下げられ18歳から
投票ができるようになって
います。
私がいったときは若い年代
の人はいなかったのですが
果たして、どんな投票結果
になるのでしょうか。
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2、選挙で社会参加する喜び
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選挙で思い出すことがあります。
以前施設で勤務していた時に
担当していたご利用者様が
選挙が近くなったときに
「選挙に行きたいので連れていって
ほしい」と言われました。
普段は遠慮がちであまり自己主張
などしない方だったので
なんとか思いを実現させたいと
家族に連絡をとりました。
投票日前日ということもあり
身元引受人の家族は予定が
あり面会には来れないとのこと
でした。
一旦お伝えをすると
諦めきれない様子で
「タクシーで一人で行くから
なんとかしてほしい」
と懇願されました。
以前の施設では、外出は基本
家族の付き添いが必要であり
どうしてもの場合は、職員が
付き添うこともありました。
あまりにも真剣だったので
私も、普段は連絡することも
ない
家族に順番に事情を説明して
選挙会場までの送迎をお願い
しました。
そうしたところ、
時間がとれるという家族の
かたが見つかりました。
そして
選挙当日に、家族と一緒に
出かけられ、久しぶりに外食
も楽しまれて満面の笑顔で
帰ってこられました。
「ありがとう。選挙は欠かした
ことがなかったので、投票
できて本当に嬉しかった」
と言われました。
人によって価値観は様々ですが
そのご利用者様は
政治にも関心が高く
選挙を通じて社会参加できる
ことに、価値をおいてみえる
かたでした。
その後は、選挙があるときは
事前に家族に連絡をとり
付き添えるように段取りを
つけるようになりました。
高齢者になって政治に関心
の高いかたもみえます。
相手のかたが望むことを理解
すること、それを実現できる
サポートをすることの
大切さを学ばさせてもらい
ました。
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3、編集後記
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今夜はごの番組も選挙速報
ばかりですね。
【ご意見・ご感想】お待ちしております。
ご意見やご感想が、毎日の楽しみです。
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加納に直接届きます。