◆姉の暴走、お墓の処分に待ったを!
◆姉の暴走、お墓の処分に待ったを!
シニアの自己実現をサポートする
終活コンシェルジュの加納健児です。
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納健児が
シニアの自己実現をサポートするために
終活、認知症、介護に関する内容を
日刊『快護ライフ』としてお届けします
気軽にお読みください。
1、昨日の加納健児
昨日は東京で講師仲間が集まり
半年間にわたる研修が終了しました。
卒業発表で、各自自分のネタで
10分間の発表をして、
先生や仲間同士で採点をして、
良いところ改善点などを
指摘しました。
普段、自分のペースで講演会や
セミナーをしていますが
お客さんからは細かい指摘は
もらえません。
先生や仲間から
スライドの内容や言葉遣い
姿勢や話すスピードやメリハリ
など、細やかなフィードバックを
うけました。
自分の未熟さを自覚する結果
でしたが、その分、伸びしろが
大きいと前向きにとらえて
これからもがんばっていきます。
2、姉の暴走、お墓の処分に待ったを!
クライアント様のご家族より
お墓のことについて相談をうけました。
「姉が母親に相談もなくお墓を
処分しようとしている」
「なんとかならないのか」
というご相談でした。
老後のトータルアドバイスをしている
ので、介護だけでなく、相続や
葬儀に関するご相談も受けます。
親子や子どもの関係が良好であれば
話し合いをして問題はおこりません。
今回問題となっているのは、
子ども同士での価値観があわない
ため、
クライアント様のことに
主導権を握っているお姉さまが
独断でお墓の処分をしようと
しているということです。
お寺様もお姉さんからの話を
聞き、いきなりの処分の話で
半ば心配をしていたようですが、
最初は家族の了承を得ているという
ことで話を進めようとされて
いました。
そこで、事情を聞いた私が
中立的な立場として、現状と
姉妹の言い分の相違をお伝えして
お墓を処分する計画に待ったを
かけました。
今回のような親の意思に反した
行動をしてしまうお姉さんを
止めるには、弁護士さんに仲介
してもらって、遺言書を作成する
ことが一番です。
早速、相続関係に強い弁護士さん
を紹介しました。
親子関係、兄弟関係が悪く
普通の話し合いができないような
状況であれば、公正証書で遺言を
作成して、意思を残すことが
重要です。
そうならないように、
日頃から親子や兄弟関係は良好
に保ちたいものですね。
3、編集後記
梅雨のあいまの晴れの日
30℃を越える真夏日です。
早く梅雨があけて、夏がこないか
待ち遠しいです。