◆親の介護に毎月7万円払えますか?
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◆親の介護に毎月7万円払えますか?
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こんにちは。
加納健児です。
本メールマガジンは、
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が
日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を
わかりやすくまとめ
日刊『快護ライフ』としてお届け
しています。
気軽にお読みください。
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◆親の介護に毎月7万円払えますか?
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在宅介護の自己負担平均はなんと月69,000円。
家計経済研究所が2011年、
親を在宅で介護している人を対象に行った
調査では、
月の平均介護費用は37,000円。
(介護保険制度を利用し自己負担で支払った金額)
そして、医療費や介護用品代など
介護サービス以外の費用は32,000円。
つまり、合計で月々69,000円もの
出費があることが判明したのです。
高額になっていく理由は、
介護保険の上限額を超えると
全額自己負担になるから。
その月平均はなんと24,000円にもなっています。
介護保険の上限額を使い切り、自腹で
介護サービスを利用していることが
明らかになっています。
こんな状態が3年、5年と長引けば
大変な負担になります。
蓄えていたお金も底をつき、
月収や親の年金だけでは
生活自体が成り立たなくなる
「介護貧乏」に
追い込まれてしまう
危険性もあるのです
これはあくまでも在宅生活の
場合です。
それでも年間にすると84万円
になります。
親の年金がある場合は、そこから
支払いが可能な額になります。
問題は、介護が原因で
仕事をやめてしまうと
仕事からの収入が途絶えて
しまうため、
介護貧乏になりかねません。
そうならないためにも
慌てて仕事をやめてしまう
のではなく、
自分の生活、親の介護生活が
両立できるよう、金銭面から
冷静に考えることが大切です。