【熱中症対策】自宅で簡単にできる経口補水液の作り方】
【熱中症対策】自宅で簡単にできる経口補水液の作り方】
熱くなってくると、朝から少し外を歩くだけでもめまいがする時がありますよね。
身体がだるい、気力ができないなど不調を感じるのは
実は、脱水が原因が多いです。
水分補給にお茶や水なども飲むことは必要ですが
熱中症対策としては、身体の成分に近い水を体内に取り入れることが大切です。
それが、経口補水液とよばれるものです。よく売っているのは「OS1」と呼ばれる商品です。
経口補水液は、ドラッグストアや病院内の売店などで
WHO のガイドラインと照らし合わせても良質なものが安く購入できます。
簡単に買えて、水分と塩分を素早く補給でき、初期の脱水状態からの回復に役立つ便利な飲料です。
ただ、どこの家庭にでもある材料を使って、簡単な経口補水液を作ることも可能です。
旅先やキャンプなどで便利な知識ですから覚えておくといいでしょう。
味覚は保証できませんが、沸騰させて冷ました清潔な水と食塩と砂糖、それにレモン適宜で味を調整して作ります。
清潔な保存も怠らないでください。
ただし、自分でつくる場合は、
夏場に大量の汗などからナトリウムを
多く失う場合に限ること。
冬場などに、ウイルス性の感染性胃腸炎が発症し,おう吐や下痢などの症状がでた場合は、
カリウムなど下痢などで失われる電解質を適正に含んでいる市販の経口補水液を摂るほうがよいでしょう。
◆家庭での簡易型経口補水液の作り方
①分量を間違えず、できるだけ正確に計って作ってください。
■沸騰した水 1リットル
■砂糖 小さじ6杯
■塩 小さじ半分
■レモン 適量
塩と砂糖の分量を取り違えると、
うまく脱水を改善することが出来ない場合があります。
またすばやく吸収させるためには、ナトリウム(Na) イオン
とブドウ糖の適切なバランスが重要ですので、
分量を守ることは大切です。
②作った簡易経口補水液は、遅くとも
その日のうちに飲みきってください。
家庭で経口補水液を作る場合、
雑菌の混入をどうしても防ぎきれません。
これらの雑菌が繁殖すると健康に影響を及ぼす
ことがあるため、それまでに飲みきる必要があります。