◆大切な方へ、ラストメッセージを届けます!
◆大切な方へ、ラストメッセージを届けます!
シニアの自己実現をサポートする
終活コンシェルジュの加納健児です。
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納健児が
シニアの自己実現をサポートするために
終活、認知症、介護に関する内容を
お届けします。
気軽にお読みください。
1、昨日の加納健児
クライアント様がお亡くなりになった
ので、葬儀のサポートとして、友人関係
に訃報の連絡をしました。
人数は10数名ですが、すぐに連絡が
つかない方もいて、全員に連絡するまで
気が抜けず、何度も連絡をした方も
います。
携帯電話でなく自宅電話のみの方は
留守電になっていないと要件が伝わら
ないため、
携帯を持っているので
あれば事前に確認をしなければと
思います。
2、大切な方へラストメッセージを届けます!
通常お亡くなりになった場合、故人と話を
することができません。
また自分自身も、大切な方、たとえば
家族や親友、恩人などに最期の言葉を
かけることは難しいものです。
臨終のときを迎える前に、お見舞いや
看病にきてくださった方に
言葉をかけることができれば
それがラストメッセージになります。
しかし、多くの場合、体調不良になって
いたり、意識レベルが低下して、会話が
困難になることもあるため
細やかに感謝の気持ちを伝えることが
できなくなってしまいます。
そこで、新しいサービスとして
元気なうちに、大切なかたへのメッセージ
を確認しておき、文章化したメッセージを
通夜や葬儀のときに、手渡しするサービス
をしました。
事前にお世話になった方のエピソードを
聞いて、クライアント様の言葉を
まとめたものを、指定されていた
大切な方にお渡ししました。
限られた方にしか準備されていない
ものなので、ほかの参列者に気づかれ
ないように細心の注意をして手渡し
をします。
受け取られたかたは、驚かれた様子で
「あとでじっくり読ませていただきます」
と感謝されました。
自分がなくなったあと、大切なかたへ
どのような言葉をかけたいでしょうか?
日頃は口にして言えない気持ちを
残しておくこと
本当の意味でのラストメッセージです。
3、編集後記
ラストメッセージを受け取ったかたの
感激したような表情をみて
私自身も自分事として
現状でのメッセージを残しておきたいと
強く思うようになりました。
亡くなったら見てね・・
というラストメッセージです。