◆徘徊(はいかい)はいきなり起きない
■日刊「快護ライフ」
加納健児オフィシャルサイト
http://kanoken.biz/
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■1、昨日の加納健児
■2、徘徊(はいかい)はいきなり起きない
■3、編集後記
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こんにちは。
加納健児です。
本メールマガジンは、
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が
日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を
わかりやすくまとめ
日刊『快護ライフ』としてお届け
しています。
気軽にお読みください。
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1、昨日の加納健児
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先輩経営者の紹介で
ある法人企業様からの
認知症の専門家として
徘徊(はいかい)に対する
予防や認知症の基礎知識を
教えてほしいと
依頼がありました。
食事の席でしたが、
認知症は4つのタイプに
分類され、行動パターンや
習性が違うこと。
言動からどの認知症か
検討をつけてからの
対応が必要であると
話をしました。
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2、徘徊(はいかい)はいきなり起きない
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徘徊とは、認知症の高齢者がある目的を
もって外に出かけることをいいます。
出かけることは悪いことではありません
しかし、認知症のかたにとって
自分の居場所がわからなくなり
迷子になってしまうことで
自分の家に帰れなくなることが
起こります。
すぐに見つかればよいのですが
行方不明になってしまうと
家族が探すだけでなく
警察など周囲に協力をもらいながら
必死で探すことになります。
なかには、事故に巻き込まれて
なくなってしまう悲しいケースも
発生しています。
それでは、認知症のなかでの
徘徊はいきなり始まって
しまうのでしょうか。
認知症は記憶力や判断力が
進行とともに衰えていきます。
3つのステップで進行する
といわれ
1)時間がわからなくなる
↓
2)場所がわからなくなる
↓
3)家族がわからなくなる
という順番をおって進行していきます。
そのため、いきなり徘徊して
家族に負担が起こる前に
時間がわからなくなる
ときに早めに気づいくことが
大切となってきます。
早めに気づき、適切な
治療や介護保険せービスを
利用して
家族だけでなく、多くの目で
見守っていくことで
在宅での生活が可能になります。
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3、編集後記
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認知症の基礎を
わかりやすく伝える
カリキュラムを再構築
しています。
はじめてのかたでも
わかりやすく
実践的につかえる
内容にしていきます。