◆認知症の独居世帯、いつまで在宅生活が可能なのか?
シニアの自己実現をサポートする
終活コンシェルジュの加納健児です。
施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納健児が
シニアの自己実現をサポートするために
終活、認知症、介護に関する内容を
お届けします。
気軽にお読みください。
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1、昨日の加納健児
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名古屋地区のケアマネジャーの会合に
参加しました。
地区ごとに分かれて交流をしながら
定期的に会合を開催して
年に1、2回持ち回りで勉強会を
してスキルアップをしています。
今回は、各自が抱えている困難事例を
発表しました。
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2、認知症の独居世帯、いつまで在宅可能なのか?
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認知症の独居世帯のケースが
ケアマネジャーが支援するうえで
困難であるという共通点が
浮かび上がってきました。
物忘れがあり、物とられ妄想があると
ヘルパーさんの支援がはいるのに
時間がかかることがあります。
周囲は一人暮らしは火事の危険が
あるのではと心配しますが
当の本人にとっては
自分で何とか生活を送れていると
問題であるという認識が薄いため
日頃の様子が把握しづらく
一人で食事や買い物や病院など
きちんと行けているのか
不安は付きまといます。
家族が心配して、施設のサービスを
進めても、本人が納得できず
10日間ほどで自宅に戻ってしまった
事例が発表されました。
ふらふら歩行のため自宅で転倒をして
ヘルパーが発見したことがきっかけで
施設入居となりましたが
それまで自分の生活を送ったかたに
共同生活は馴染めないようでした。
やはり本人が一人での生活が難しい
と納得しないことには
周囲がサービスを進めてもうまく
うけいれることができません。
結局は、ゆるやかに見守りをする
現状のヘルパー支援や、民生委員
の訪問をあわせて、ケアマネが訪問して
複数の目で在宅生活を見守りを継続
するということで落ち着きました。
いつまで在宅が可能かという問いに
たいして
本人が在宅が難しいと感じるまで
が在宅生活を送ることができます。
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3、編集後記
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今年のセリーグは広島が独走ですね。
私は名古屋出身なので、もちろん
ドラゴンズファンです。
2位から6位まではダンゴ状態
でどこが頭リードするのか
目が離せません。