【認知症】夏場なのに寒いからと言ってクーラーを消してしまう父親。どうすればいいの?
夏はクーラーなど温度調整をしないと
部屋の温度があがって熱中症になって
しまうリスクが高くなります。
高齢になると体温感覚が鈍くなる
せいか、暑さを自覚せずに
汗を流しながら、扇風機やクーラーも
なしで過ごしてしまうこといこと
があります。
特に認知症になると、真夏なのに
クーラーが寒いと言って、すぐに
消してしまうということがあり
夜中に勝手にクーラーを消して
しまい、朝になると汗でベタベタに
なって、服をかえてほしい~
と言う始末に。どうしたらいいの
家族から悩みを相談されたことが
ありました。
できることとして提案したのが、
1)寒いと感じないような温度設定
27~28度ぐらいが、高齢者にとって
寒さを感じにくいようです。
2)風向きを調整
これもちょっとしたことですが、
直接からだに当たらないように
風向きを調整することで寒いという
訴えが減ります。
3)リモコンを管理する
この方の場合、リモコンがあると
勝手に消してしまうので、仕方なく
ですが、家族管理にすることに
しました。
4)衣類は厚着のものを片付ける
寒いといって、ドンドン服を
重ね着してしまうことがあるので
部屋にある服は、薄めのものに
衣替えしておきましょう。
寒いといって夏場に、冬の衣類を
着てしまわないようにするためです。
5)脱水防止のために水分を置く
室内の温度管理だけでなく、脱水防止
のために、部屋にお茶などペットボトルに入れて置いて置くと、ノドが乾いたら
すぐに飲めることができます。
夏場の体調管理は、温度管理から
親が寒く感じないような工夫をして
健康で過ごせるよう、注意をして
いきましょう!