◆親家片(おやかた)のはじめの一歩
◆親家片(おやかた)のはじめの一歩
シニアの自己実現をサポートする
終活コンシェルジュの加納健児です。
施設介護13年、在宅介護2年
1500名以上のシニアと家族支援を
してきた加納健児が
終活、認知症、介護に関する
最新情報や日々の仕事のなかでの
気づきを
日刊「快護ライフ」としてお届け
します。お気軽にお読みください。
1、昨日の加納健児
GWの真っ最中ですね。
先日長女のプレ幼稚園に親子3人で
参加しました。
定員20名のはずが、初回参加した
人数は80名近く。
月1回のペースで体験会があり、
来年度に申し込みできるのは
4分の1という狭き門です。
初回の体験会ということで
園長先生はじめ先生総出で
お迎えしてくれた印象でした。
全体を通じての挨拶の練習や
ノンタンの絵本を題材にした
寸劇のあと
20名程度のクラスにわかれ
疑似幼稚園を体験しました。
誕生日会、手形作りや
5月の鯉のぼりつくりなど
子どもが飽きないように
歌や踊りを交えながら
あっという間の2時間でした。
はじめは大勢の人に圧倒されて
「家に帰りたい」と泣いていた
娘も最後まで参加できました。
月1回のペースですが、集団での
生活に慣れていって楽しく
感じれるようになってほしい
ものです。
2、親家片(おやかた)のはじめの一歩
「中居正広の終活って何なの!?」
という2時間ほどの番組をみました。
そのなかで親家片(おやかた)の
専門家が出演されており
親の家の片づけについて
興味深いアドバイスをされていたので
シェアしたいと思います。
たくさんの荷物の整理を目の前にして
どこから手をつけてよいか迷った
ことはありませんか?
これは親の家に限ったことでなく
自分の家の片づけでも、
整理整頓をしようとするには
かない気合いがいることがあります。
そこでまず気軽にできることとして
おすすめなことがあります。
それは、大切なもの、思い入れのある
もの確認作業です。
ものが捨てれないのは、それぞれに
思い入れがあるからです。
そのため使っていないものであっても
どんどん物はたまる一方で捨てることが
難しくなってきます。
そして、確認作業の一歩としてすることが
1)写真撮影です。
まずは気軽に思い入れのものを写真に
おさめます。
2)ものにまつわるエピソードを聞く
どんな経緯で得たものなのか、祖父母
からの形見であったり、夫婦での思い入れ
のものであったりと理由はさまざまです。
話を聞いてもらえることで、ものに対する
負担が軽くなるとのことです。
3)写真に一言そえてアルバムに収録
写真にエピソードがわかるメモと
記載した日にちを記入して
思い出のものアルバムにまとめる。
そして、1年後をめどに再び見直して
みて、まだ残しておくものかどうかを
判断することで、徐々にものに対する
執着が薄まり、処分できるようになる
とのことでした。
注意することは、はじめから捨てること
ありきで接しないこと。本人にとっては
大切なものなので、まずは話を聞くこと
をしてみましょう。
3、編集後記
わが家の本棚に眠っていた20年近い
本たち。
いつか読むから、自分で買った
からと捨てれずにいました。
家も手狭になってきたことから
思い切って半分近くを処分しました。
物の片づけって簡単なようで
本人にとっては勇気のいるものですね。
でも、長年の蓄積から解放され
スッキリと晴れ晴れとした気持ちに
なりました。